ナスダック、ソフトウェア株とテック株の重しで年初来一時マイナス圏に
昨日の一時点で、ナスダック(US100)は最大2.3%下落し、年初来でマイナス圏に沈んだ。日中安値は25,112で、2025年12月31日の終値25,249と比較すると、年初来パフォーマンスは-0.54%となる。その後、指数は25,338まで反発したものの、最終的には1.55%安で取引を終えた。
テクノロジー株の大半は下落して引け、これまでに決算を発表した「マグニフィセント・セブン」の一部も例外ではなかった。マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、テスラはそれぞれ約3%、2%、1%下落した。エヌビディアも2.84%安と大きく下げ、年初来の下落率は3.3%に拡大した。
中でも最も打撃を受けたのはソフトウェア株である。セールスフォースとサービスナウはいずれも約7%下落し、インテュイットは11%急落、年初来では約30%安となっている。パランティアは、決算発表後に序盤で急騰したものの、その後日中の上昇分の約5%を失った。ただし、終値では依然として明確なプラス圏を維持した。
ソフトウェアセクターの弱さは、今朝のアジア市場にも波及している。日本のマイクロ・サービシズは約8%下落し、インドのタタ・コンサルタンシー・サービシズおよびインフォシスはいずれも約6%安となっている。
ソフトウェアセクターに連動する最大のETF(IGV)は、年初来で17%下落している。この調整は、人工知能が同セクターの長年の成長モデルを揺るがすのではないかという投資家の懸念を反映している。これまで、安定したサブスクリプション収益と予測可能な更新を強みとして評価されてきたソフトウェア企業は、業務の自動化、価格圧縮、新規参入障壁の低下をもたらすAIツールの台頭により、厳しい精査に直面している。
テクニカル分析
以下は、昨年12月10日からのUS100の4時間足チャートである。水色の2本の上昇ラインは、昨年5月以降続く日足ベースの上昇チャネルの下限を示している。濃い緑色で示した24,625のサポートは極めて重要な下値水準であり、9月以降、最大でも数セッションで戻されるごく短期間の下抜けを除き、一貫して維持されてきた。
注目すべき主要水準は、下値では25,075、上値では25,800である。指数は現在25,335付近で推移しており、複数の中間的なレジスタンスが意識される局面にある。直近のレジスタンスは25,385、その上に25,550、さらに25,700が位置する。
25,075を下抜けた場合、次の重要なサポートは24,885となり、その後は前述の24,625水準の再テストが視野に入る。特に注意すべきは、現在25,125付近を通過している水色の下側トレンドラインのブレイクである。4時間足RSIは41と、弱気バイアスを示している。
総じて、指数はまだ決定的な急落には至っていないものの、テクニカル面は悪化しつつある。本日および明日に予定されているアルファベットとアマゾンという2つの主要構成銘柄の決算発表は、指数の中期的な方向性をより明確にする上で重要な分岐点となる可能性がある。