アジア株は上昇、テック回復でFRBに注目

水曜日のアジア株式市場は上昇し、特に**日本**のテクノロジー株の回復が相場を支えました。直近の大幅下落後の反発ですが、人工知能が世界のテック業界に与える長期的な影響への警戒感は依然として残っています。

中国韓国香港、**シンガポール**の市場は旧正月で休場となり、取引量は限定的でした。それでも、前日のウォール街の小幅上昇がアジア市場を下支えしました。

投資家の注目は、米連邦準備制度理事会(FRB)の最新会合議事録や、FRBが重視するインフレ指標であるPCE価格指数など、今後発表される米国経済指標に向かっています。

日本が上昇を主導、テック株反発と輸出増が支援

日本株は大きく反発。日経225は1.1%上昇、TOPIXは1.4%上昇し、週初の下落を取り戻しました。

テック株が上昇を主導し、弱いGDP発表後に下落していた銘柄への押し目買いも入りました。さらに、最新の貿易統計では輸出が予想以上に増加。ただし輸入は減少し、貿易収支は赤字となりました。

豪州は上昇、インドは慎重なスタート

**オーストラリアではASX200が0.4%上昇。バイオ企業のCSL Limitedが、Eli Lilly and Company**とのライセンス契約を背景に指数を押し上げました。

一方、**インド**ではNifty50が小動き。ソフトウェア株は最近の下落からの回復が鈍く、慎重な取引となりました。

AIによる業界変革への懸念がテック株の重しに

**Anthropic**が新たなAIツールを発表したことで、AIによる業界再編への懸念が強まりました。投資家は、こうした革新が従来のソフトウェア需要を変える可能性を警戒しています。

今回の反発は短期的な安心材料となりましたが、AIの影響を巡る不透明感は依然としてテック株の変動要因となり続けています。