AUDUSD、0.7150での反落後に下落を拡大
冴えないマクロ指標にもかかわらず、米ドルは1月下旬の急落後、緩やかな上昇基調を維持している。この動きはすでに21セッション続いている。
第4四半期GDP成長率は+1.4%と発表され、前回の+4.4%から大きく減速し、市場予想も下回った。さらに注意深い市場参加者は、貿易収支にも注目しただろう。同指標は数十年にわたり赤字が続いており、関税政策の根本的な背景要因の一つと考えられる。2025年4月以降赤字幅は縮小し、8月には-290億ドルと少なくとも過去10年で最低水準となったが、その後再び拡大し、2025年12月の最新データでは-700億ドルに達している。経済学の正統理論では、これは通常通貨にとってマイナス要因とされる。
それにもかかわらず、この期間中、特に10年から30年の米国債といった長期債は大きく買われた。これらを購入するにはドルが必要であり、これが足元のドル高の一因と考えられる。
USDXは97.35/97.50付近(1月26日月曜日に形成されたギャップダウンの始値水準)という重要ピボットを4セッション連続で上回って推移している。昨日も同水準を再テストした後、97.65付近で引けた。
数ある通貨ペアの中で、テクニカル観点から昨日特に注目されたのがAUD/USDである。
テクニカル分析
まず長期チャートから確認する必要がある。昨春に0.59付近まで下落した後、豪ドルは反発局面に入り、2025年12月末に長期下降トレンドライン(赤線)を上抜けた。

AUDUSD、週足、2022年 – 現在
約3週間の調整を経て、0.6750のレジスタンスを突破し、その後の上昇で0.6880を明確に上抜け、2022年後半に少なくとも2度重要な節目となった0.7150ゾーンを試した。
2月11日および12日に0.7150をテストした後、AUD/USDは再び調整局面に入り、現在は0.7065で推移している。

AUDUSD、日足、2025年12月 – 現在
特に注目すべきは、昨日形成されたローソク足である。長い上ヒゲを伴う逆ハンマーのような形状であり、上昇局面後に出現した場合、上昇の一服やトレンド転換の可能性を示唆することがある。さらに、1月29日の長い足のドージ、そして0.7150テスト時に形成された弱気のインサイド構造を組み合わせると、全体的なセットアップは慎重な監視を要する。
有意な調整が進行する場合、0.7020、0.6975、0.6945、そして最終的には0.6900が重要なサポート水準として注視される。