US500が主要サポート6,830を下抜け

US500(S&P500)にとって今月はこれまでのところ好調とは言えず、まだ2月17日に過ぎない。月初来パフォーマンスは現在-1.48%となっており、年初来リターンもマイナス圏(先週金曜日の終値6,836時点で-0.33%)に押し下げられている。本日朝は、昨日の市場休場明けを受けてさらに0.18%下落している。

統計的に見ると、2月は株式市場にとって最も弱い月の一つであり、マイナス幅で上回るのは主に8月と9月である。歴史的には晩冬の月、特に3月もより厳しい傾向があり、「ベア(売り手)」という呼称が冬眠から目覚める熊に由来するとされるのも、この時期と重なることが背景にあると考えられる。

もっとも、2025年12月以降、US500は下限6,730、上限7,000のレンジ内で推移している。ただし、このレンジ内には特に重要な水準として6,830が存在する。

US500(日足、2025年9月~現在)

一見すると、この水準で日中安値を付けたのは1月2日と2月12日のわずか2回に過ぎないため、特異に思えるかもしれない。しかし詳細に見ると明確なパターンがある。指数が6,830を下抜けて引けた後は、毎回即座に力強く反発し、再び同水準を上回っている。これは1月20日、2月5日、そして先週金曜日にも確認された。

このため、6,830は重要なピボット水準とみなしている。執筆時点で指数は再びこの水準を下回り(約6,815)で推移している。

これまで同様、反発して再び7,000方向を試す展開となる可能性もある。しかし、これほど短期間に2度試されたことを踏まえると、今回は異なる結果となる可能性も否定できない。RSIは低下基調で50を下回り、MACDもネガティブに転じている。さらに、過去2年間が例外的な好調であったことを考慮すれば、市場が特に割安であると主張するのは難しい。

この見方が正しければ、今週はさらなる下落が見込まれ、主要サポートである6,765および6,730を試す展開が想定される。これらを下抜けた場合、追加のサポート水準は存在するものの、より大きな方向性としては昨年秋の安値である6,550付近を意識する展開となる。

短期足(30分足)では、2月12日を起点とする(比較的弱い)トレンドラインが売買水準の目安となり得る。同ラインは本日朝にも6,830で価格を再び押し返している。その後は、本日朝の安値および2月13日(金)の安値、すなわち6,790付近が次の注目水準となる。