ビットコイン、売り圧力強まり75,000ドル割れ
ビットコイン(BTC)は月曜日、重要な節目である 75,000ドル を下回り、約 10カ月ぶりの水準 まで下落した。先週だけで 約11% の調整を記録しており、テクニカル指標は相場の弱体化を明確に示している。
売り圧力が加速する中、市場では次の焦点として 心理的節目である70,000ドル が意識され始めている。
テクニカル構造は下落トレンド継続を示唆
ビットコインは週明けから 2%超の下落 を見せ、1月中旬以降続く下降トレンドをさらに強めた。執筆時点では75,000ドルを明確に下回って推移しており、この水準は4月初旬以来となる。
テクニカル面では弱気シグナルが目立つ。日足チャートの RSI(相対力指数) は 21付近 まで低下しており、強い下落モメンタムと売られ過ぎの状態を示している。短期的な反発余地はあるものの、下落圧力の強さが際立っている。
一方、MACD(移動平均収束拡散法) は1月20日に形成された弱気クロスを維持しており、ゼロライン下で赤いヒストグラムが拡大。短期的な見通しは依然としてネガティブだ。
この流れが続けば、ビットコインは次の主要サポートである 70,000ドル を試す可能性がある。
24時間で清算額は7億ドル超に拡大
75,000ドル割れをきっかけに、暗号資産のデリバティブ市場では大規模な清算が発生した。直近24時間で 7億ドル超 のレバレッジポジションが清算されたとされている。
そのうち 約77%がロングポジション で、市場が過度に強気に傾いていたことを示唆する。最大の単一清算はHyperliquidで発生し、1,546万ドル相当のBTCUSDポジション が強制決済された。
この影響はビットコインにとどまらず、イーサリアム(ETH) でも 約2億7,000万ドル の清算が確認され、市場全体でデレバレッジが進行している。
ビットコインは反発か、それとも70,000ドルへ?
仮に買いが戻れば、ビットコインは 80,000ドル 付近への反発を試す可能性がある。ただし、この水準は現在強いレジスタンスとして意識されている。
モメンタム指標が安定する兆しを見せない限り、短期的なリスクは下方向に傾いたままだ。市場は依然として神経質な展開が続いており、特にレバレッジ取引を行う投資家には慎重な姿勢が求められる。