中東の緊張でアジア太平洋市場が下落
金曜日のアジア太平洋市場は下落して始まり、中東情勢を巡る不透明感が投資家心理を抑制しました。一方で、米国株は引き続き力強い上昇を見せています。
米大統領のDonald Trumpは、イランとの戦争について「まもなく終結するはずだ」と述べ、事態収束への期待を示しました。また、イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意したことも確認され、交渉再開への道が開かれる可能性があります。
米国とイランの協議は早ければ来週末にも再開される見通しで、現在の一時的な停戦は4月21日に期限を迎えます。
地域別では主要株価指数が軒並み下落しました。日本のNikkei 225は利益確定売りにより約1%下落し、香港のHang Seng Indexも下落しました。オーストラリアや韓国市場も小幅安となりました。
中国本土ではShanghai Compositeがやや下落。一方で、香港市場に新規上場したManycore Techは初値が公開価格の約3倍となり注目を集めました。
エネルギー市場では、地政学的リスクを背景に原油価格が下落し、今後の供給や需要見通しに対する不透明感が反映されました。
日本の財務相であるSatsuki Katayamaは、アジアのエネルギー確保を支援するため、最大6000億円規模の投資枠を設けると発表しました。
また、日本銀行総裁のKazuo Uedaは、低い実質金利を踏まえた緩和的な金融政策の必要性を強調しました。
ウォール街では、S&P 500とNasdaq Compositeが上昇を続け、Dow Jones Industrial Averageも上昇して取引を終えました。
米国市場の好調にもかかわらず、アジア市場は依然として地政学リスクに敏感に反応しています。